サブカルチャーが好きな少年だった。将来は、音楽や映画に関わる仕事がしたい。大学は法学部に進学したものの、そんなふうに考えていた。アートやデザイン、テクノロジーと法律の分野を結ぶ新たな地平を拓いてきた水野祐弁護士だ。彼はある本との出会いをきっかけに弁護士を目指すようになり、ロースクールへ進学。そこで教員たちに恵まれ、初めて法律の面白さを知った。現在の活動は多岐にわたるが、スタートアップやクリエイター