「就職氷河期世代」。バブル崩壊後の雇用情勢が厳しい時代と就職活動が重なった、主に1970年〜83年生まれの世代だ。苦労したにもかかわらず、非正規労働者の割合が多いとされる。だが実は現代のオフィスで、非常に有用な存在になってはいないだろうか。というのは、アナログもデジタルも、オフィス機器における全ての過渡期を経験している唯一の世代だと思われるからだ。異なるオフィスツールを使いこなしてきた氷河期初期世代は、