方広寺の梵鐘に刻まれた言葉が物議を呼ぶ(写真:鴨川さんぽ / PIXTA)今年の大河ドラマ『どうする家康』は、徳川家康が主人公。主役を松本潤さんが務めている。今回は徳川家康と豊臣秀頼の対立が深まった、方広寺鐘銘事件の背景を解説する。著者フォローをすると、連載の新しい記事が公開されたときにお知らせメールが届きます。関ヶ原の戦い後の慶長16年(1611)3月、徳川家康は豊臣秀頼と二条城で会見した。今後、徳川と豊臣と