先日、装蹄に功績を残された大先輩である柿元純司装蹄師が永眠されました。私がこの仕事をはじめた当時の装蹄師は、縦の関係が厳しく過酷な重労働を強いられる3Kだったのですが、競馬当日に現地に到着したばかりの馬に勝負蹄鉄を履かせ、レース後直ぐに元の蹄鉄に戻して栗東に返す作業をノンストップで延々と朝から晩まで続ける作業に苦しんでた時、柿元さんから日が暮れたら終わるんだから、今が辛抱のしどきの言葉に励まされた