後藤田正純衆議院議員が2006年9月6日、金融担当政務官を辞任した。05年11月に就任以降、消費者金融などの金利の正常化を目指し動き続けてきた。金融庁の貸金業懇談会で業者側の強い抵抗を押し切り、06年4月の中間報告では上限金利を刑事罰上限の年29.2%から利息制限法の上限15〜20%に引き下げ、2つの法律のグレーゾーン金利を撤廃する方向に導いた。しかし、特例金利28%など9年間の経過措置が金融庁案として