本来、大学進学、軍入隊などの理由がない限り、生まれ育ったところから引っ越すことを許されていない北朝鮮国民だが、出口のない貧困から逃れようと農村や炭鉱から逃げ出して、現金収入が得られる都会へ向かう人が相次いでいると言われている。ただ、人口統計が明らかにされないことから、全体像はつかめていない。機械化の進んでいない農村では、人手不足は生産量の減少へとつながる。そこで、それら地域に、都会の若者を「嘆願し