2020年9月に北朝鮮を襲った台風9号(メイサーク)により、国内最大の亜鉛の産地、咸鏡南道(ハムギョンナムド)端川(タンチョン)市の検徳(コムドク)鉱山では甚大な被害が発生した。現場の事情に疎い朝鮮労働党委員会が、作業員を早急に撤収させるべきとの現場の声を無視したことで、多くの人命が失われる2次被害も発生。また、数多くの民家が流出した。現場を視察した金正恩総書記は、災害復旧と5年で2万5000戸の住宅建設に取