北朝鮮で2021年5月、国家糧穀販売所の運営を始めた。「コメなどの穀物価格を安定させるため」とその目的をうたっていたが、市場での流通を禁じて販売所に独占させ、経済の主導権を市場から取り戻すのが本来の目論見だった。ところが、ここへ来て販売所の閉店が相次いでいると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。平安南道(ピョンアンナムド)の情報筋は、先月6日に安州(アンジュ)市内の3つの洞(ドン、町に相当