脳死と判定された優希ちゃんと両親の手。優希ちゃんの手はまだ温かかった(写真:白木さん提供)脳死下での臓器提供を可能にした「臓器移植法」の施行(1997年10月)から25年が経った。その間に家族の臓器を提供した人たちは、いったいどのような思いで提供を決めたのか――。5日連続特集「臓器移植とニッポン」3日目は、子どもや妻、親の臓器を提供した家族3組に、決断に至る経緯と本音を聞いた。1日目:「臓器移植」施行25年でもい