早期退職制度などを活用し、セカンドキャリアへの転身を目指すミドルシニア層が増えている。前職の経験を生かして転職や独立に向かう人も多いが、中には全く新しいキャリアに転じる人も。2014年、48歳で朝日新聞社を退職した及川敬子さんも、新聞記者から保育という全く畑違いの業界に飛び込んだミドルの一人だ。コロナ禍での人事管理などに苦労しつつ、3つの保育園を運営するに至った及川さんに、転身を支えた「軸」について聞い