「ジュビリーエース」「ジェンコ」などのマルチ商法を用いた金融商品をめぐり、被害を受けて自死した女性の母親が11月2日、勧誘者3人に対して、被害額および慰謝料の計1265万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。亡くなった女性は大阪府で学校職員をしていた川上穂野香さん(当時22)。大学の同級生だった被告らから「ジェンコ」について投資勧誘を受け、穂野香さんは150万円を借り入れて出資したものの、同金融商品が破綻し