魚介類に寄生し、食べた人に激しい腹痛を起こす「アニサキス」による食中毒は、年間300件以上も発生している。特にここ数年、患者数は10月が最多となっており、今がアニサキスに気を付けるべき「旬」と言える。適切な処置(冷凍・加熱等)による対策がもとめられているが、厚労省によれば、アニサキス食中毒の半数以上が飲食店や販売店で発生しているという。アニサキス症で苦しんだ人が、食事をした飲食店やスーパーを相手に訴訟