東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件で、大会組織委員会の高橋治之元理事が受託収賄の疑いで再逮捕されたほか、出版大手のKADOKAWA元専務ら2人が贈賄の疑いで逮捕された。さらに大会組織委員会の会長だった森喜朗氏が、KADOKAWAの競合相手だった大手出版社について「絶対認めない」と発言していたと週刊文春(9月15日号)が報じた。はたして、どこまで広がり続けるのか。元東京地検検事の西山晴基弁護士に聞いた。●高橋元理