音楽著作権の管理団体であるJASRACは、音源や歌詞、譜面など、音楽に関する著作物を使う者から、お金を徴収している。音楽業界を取り巻く状況は、音源のデジタル化や東日本大震災、コロナ禍による興行の縮小など、この20年間でも大きく変化している。徴収額にはどのような変化が見られるのだろうか。●徴収額の全体はほぼ横ばいJASRACが公表している約20年間の徴収額の推移を見てみると、使用料等徴収額の合計金額は、1050億円から
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音楽著作権の管理団体であるJASRACは、音源や歌詞、譜面など、音楽に関する著作物を使う者から、お金を徴収している。音楽業界を取り巻く状況は、音源のデジタル化や東日本大震災、コロナ禍による興行の縮小など、この20年間でも大きく変化している。徴収額にはどのような変化が見られるのだろうか。●徴収額の全体はほぼ横ばいJASRACが公表している約20年間の徴収額の推移を見てみると、使用料等徴収額の合計金額は、1050億円から