※この記事は2019年03月05日にBLOGOSで公開されたものです 地元のテレビ局が撮影した1号機の爆発の瞬間の映像や、東京消防庁の職員による決死の注水活動、さらには劣悪な作業員の労働環境――。2011年3月の東京電力福島第一原発事故当時の混乱ぶりは、多くの人の記憶に残っているだろう。 原発事故では大気中に大量の放射性物質が拡散し、現在も4万人以上が避難生活を余儀なくされている。事故が起きた第一原発では、