北海道旭川市で2021年3月、当時中学2年生だった広瀬爽彩(さあや)さんが凍死体でみつかった問題で、旭川市教育委員会から調査を委託された第三者委員会は4月15日、中間報告を発表した。上級生らが、性的な動画の送信を要求したことや、性的行為の実行を繰り返しもとめたことなどが「いじめ」にあたると認定された。だが、いじめの認定までに相当な時間が経っている。これまでの教育委員会や学校の対応は適切といえるのだろうか。