元大手証券マンの黒田康介さん(当時25歳)は、2018年に脱サラして下北沢で焼きそば店を始めた。味には自信を持っていたが思うように客が入らず、開店4日目には赤字に転落。打開のために23時まで営業時間を延ばし、定休日も返上したが、経営は上向かない。黒田さんの元同僚で、兼業作家の町田哲也さんがリポートする――。(第2回)■調子がいいのはオープン後2日間だけだった東京焼き麺スタンドがオープンしたのは、2018年7月1日