日本に歯科医療機関がどれだけあるかご存じだろうか。日本歯科医師会のホームページによれば、2016年10月1日現在で6万8940施設あるという。1996年の数字を見ると5万9357施設とあるから、20年間で約1万件増えていることになる。(*1)近年は治療目的の受診だけでなく、予防目的の受診の必要性が叫ばれるなど、その役割が広がっている歯科業界。一方で、業界に対して「歯科医師の数が年々増え続けていったことで過当競争が激化して