新型コロナウイルス感染拡大防止のため、国や自治体は「夜の店」への休業や営業短縮を要請している。社会学者の山田昌弘さんは「風俗産業は女性が経済的に誰にも頼れなくなった時の、ある種のセーフティネットとして機能していた側面がある。困っている女性は多くいるはずだ」と指摘する――。※本稿は、山田昌弘『新型格差社会』(朝日新書)の一部を再編集したものです。写真=iStock.com/Satoshi-K※写真はイメージです - 写真