北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は昨年8月6日、「暴かれた《万民福祉》、《万民平等》の虚構」という記事を掲載した。貧富の差が存在する資本主義を批判したこの記事は、次のような一文で締めくくられている。勤労大衆の権利が無残に踏みにじられ、社会のすべてが金持ちのためのものになっている社会主義社会で、社会的富が特権層の奴らに集中し、社会の両極化、矛盾、対立が深化するのは必然的だ。米国を批判する記事のはずが