「あかつき」の観測データをもとに作成された金星の画像(Credit: JAXA / ISAS / DARTS / Damia Bouic)金星は「宵の明星」や「明けの明星」として古くから親しまれてきましたが、その地表は気温が摂氏およそ480度、気圧がおよそ90気圧と過酷な環境。人間の生存はもちろん、無人の探査機でさえも活動が困難な場所です。いっぽう、中層から下層の雲は気温や気圧が地表ほど過酷ではなく、大気中に生命が存在する可能性も指摘されてい