東京大学宇宙線研究所が建設を進め、昨年2019年10月に完成した大型低温重力波望遠鏡「KAGRA(かぐら)」。KAGRAは完成後も感度調整と試運転が続けられていましたが、2020年2月25日に連続運転を開始し、観測がスタートしたことが発表されました。■重力波望遠鏡はアジア初。地下に設置した低温の鏡で重力波を検出KAGRA中央実験室内の様子(Credit: ICRR GW group)KAGRAはアメリカの「LIGO(ライゴ)」、欧州の「Virgo(ヴァーゴ)