一時は、北朝鮮の市場で流通する工業製品の9割を占めるとも言われていた中国製品。それが北朝鮮での売れ行きを落としつつあるという。そのきっかけになったのは、人民保安省(警察庁)が出したある布告だ。両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋によると、人民保安省は今年6月11日、偽造品の製造、密輸、密売を禁止し、違反者は厳罰に処すという布告を発した。販売者は1ヶ月以内に自ら申し出なければ、地位を問わず利益、