手や足、口の中に発疹ができる「手足口病」の全国的な流行拡大が止まらない。国立感染症研究所によると、7日までの1週間に全国3000の医療機関で報告された患者数は約3万1000人。今シーズン初めて3万人を超えた。1医療機関あたりの患者数は9.79人で、過去10年間の同時期との比較では最多。都道府県別では福井が31人と最も多く、石川で26人、三重で17人と続く。手足口病はその名の通り、手や足、口、唇などに小さな水疱ができる病気