日本最大の前方後円墳「大山古墳」(仁徳天皇陵)を含む「百舌鳥・古市古墳群」が、6月30日から7月10日に開かれるユネスコ世界遺産委員会で正式に登録される見通しとなった。全長486メートルの大山古墳は、宮内庁が仁徳天皇の陵墓として治定・管理している。ただ、堺市の「仁徳天皇陵古墳百科」によれば、「仁徳天皇陵古墳に葬られている人がだれか、本当はよくわかっていません」という。(*1)一体誰が葬られているのか