東京証券取引所で続発したシステム障害で鶴島琢夫社長が引責辞任したのを受けて、西室泰三会長は20日、東京都中央区の東証内で記者会見し、21日付で社長に就任し、当面兼務すると発表した。西室会長は、就任の理由について「社長のポストを空席にするわけにはいかないので、今回引き受けた」と説明。「従業員全員が『東証を守り、育てていく』という意識を持って、みんなで一緒にやっていくことが一番大事なこと」と述べ、従業員