誰にでも過ちや失敗はあるものだが、大事なのはその後の対応だ。つまり、謝り方である。ただ、人間は不完全なもので、間違いや自己防衛に陥りやすい。なので、心からの謝罪ができるか、壊れた関係を修復するためにベストを尽くすことができるかは、人間関係を築いていく上で課題となる。では、その課題をどうクリアしていけばよいのだろうか。『こじれた仲の処方箋』(吉井智津翻訳、東洋館出版社刊)は、女性と家族関係の心理学を