「自民党内での“安倍一強”状態の風向きが変わり始めた。秋の総裁選へ向け、特に二階氏、額賀派に大きな影響を持つ青木氏、岸田派名誉会長の古賀氏の3長老の立ち位置が微妙に変わりつつある。3人は石破氏寄りに動き、安倍3選の妨害に動き出したのでは、ともっぱらだ」こう明かすのは、ベテラン自民党議員。その一端を象徴する出来事が、春の嵐が吹き荒れた3月2日に起きた。総裁選への出馬を明言している石破茂元幹事長が、安