いよいよ今夜に第2回が放送される「臨床犯罪学者火村英生の推理」、第1回の放送は2001年刊行の『絶叫城殺人事件』(現・新潮文庫)から、表題作が採用されていた。「ナイト・プローラー(夜、うろつく者)」を自称する犯人による連続殺人を扱った内容で、主要な事件についてはほぼ原作通りだったと言っていい。ドラマでは冒頭に密室殺人事件を1つ追加し、それを探偵・火村英生の紹介篇として使っていた。「絶叫城殺人事件」が