『時をかける少女』『サマーウォーズ』などを手掛けた細田守監督による3年ぶりのアニメーション映画『バケモノの子』が公開。前作の『おおかみこどもの雨と雪』を上回るペースで興行収入を伸ばしている。そんな同作をライター・編集者の飯田一史さんとSF・文芸評論家の藤田直哉さんが、過去の細田作品と比較しながら鋭く分析します。細田守まで邦画によくある「大事なことをせりふでしゃべらせすぎ病」に藤田ぼくは、今回の細田