前編では、王 貞治投手擁して悲願の初優勝の年や、荒木 大輔投手フィーバーの時代をたどってきました。後編では、その後の早稲田実業の系譜を探ります。和田監督の急死に学校移転などで混迷期を迎える和泉 実監督荒木 大輔たちが抜けて騒動も治まり静かになると、早稲田実業も甲子園から少し遠ざかっていくようになった。そんな折に和田監督が急死。早稲田実業に暗雲が立ち込めた。後任は早大を出て、山口の南陽工で指導をし