イングランド代表のファビオ・カペッロ監督がインテルの新監督になることはないようだ。インテルのマッシモ・モラッティ会長が希望リストのトップに掲げるカペッロ監督だが、コンタクトを取り、交渉した末に、同監督のインテル移籍はなくなった。イングランドサッカー協会との契約から、カペッロ監督が“フリー”になれなかったからだ。

インテルはマルコ・ブランカTD(テクニカルディレクター)が、ポルトのアンドレ・ビラス=ボアス監督と会談したが、チェルシーとの激しい争奪戦に加わらないことに決定した。インテルがカペッロ監督に強い期待を懸けたからだ。だが、カペッロ監督とFAの契約が問題となった。

FAはカペッロ監督の右腕であるフランコ・バルディーニGM(ゼネラルマネジャー)について、10月からローマのGMになることを了承した。だがそれでも、カペッロ監督については同じ決断に至らなかったようだ。

いずれにしても、インテルはほかの監督候補への道をつないでいる。その筆頭が、トルコ代表のフース・ヒディンク監督とゼニト・サンクトペテルブルクのルチアーノ・スパレッティ監督だ。次に来るのは、元ジェノアのジャンピエロ・ガスペリーニ氏である。近いうちに、これらの候補のうちの誰かに向け、インテルが動くことは確かだろう。

モラッティ会長は20日、「私は何も知らない。ブランカやほかの幹部たちと話してくれ。今日の私は監督の件を追うことができなかった。本当に何も知らないし、何も言うことはできない」と話すにとどまった。

一方、ミハイロビッチ監督については、フィオレンティーナが20日、クラブの公式サイト上で続投を再度強調している。