外務省は21日までに、2004年の一般旅券発行数が対前年比28.1%増の348万5325件と、4年ぶりに増加に転じたと発表した。海外でのテロやSARS(重症急性呼吸症候群)への懸念が一段落したことを反映したものと見られている。

 旅券発行は夏休み前後に集中しており、月別発行数では8月が最も多い42万1452件、次いで7月、6月、9月と続いている。また、性別発行数では男性が47.6%、女性が52.4%と、6年連続で女性が男性を上回った。【了】