2013年の6月から毎月29日にブランド和牛のハンバーガーを発売しているロッテリアが、1月29日(木)から税込み1500円の「神戸牛ハンバーグステーキバーガー」を発売します。神戸牛は海外のシェフが取り寄せて使うこともある国際的なブランド牛ですが、ロッテリアの手によって神戸牛がどのような味に仕上がっているか気になったので、ロッテリアの一番安いハンバーガーと食べ比べてみました。

ロッテリアから、毎月29 日にブランド和牛を使用したバーガーが登場〜『神戸牛ハンバーグステーキバーガー(ドリンク M 付き)』2015年1月29日(木)より発売!

https://www.lotteria.jp/news_release/2015/news01160001.html

ロッテリアに到着。



店頭でも新商品をアピール。



10時30分からのレギュラーメニューが始まった店内はやや混み合っていましたが、訪れたお客さんの目当ては神戸牛ハンバーグステーキバーガーではなかったようです。



店内のメニューにも神戸牛ハンバーグステーキバーガーを発見。税込み150円のロッテリアハンバーガー(うまみート)と一緒に注文します。



店内が混み合っていたために待つこと10分ほどでメニュー2品が到着。神戸牛ハンバーグステーキバーガーにはドリンクが無料で付いてきます。



神戸牛ハンバーグステーキバーガーの箱には、近畿圏の和牛を使ったハンバーグステーキバーガーの販売スケジュールが書かれていました。



箱を開けると、さらにハンバーガーが紙に包まれています。



箱から取り出してロッテリアハンバーガーと比較するとこんな感じ。



真横から見るとロッテリアハンバーガーはかなりぺったりしており、神戸牛ハンバーグステーキバーガーは厚めです。



ロッテリアハンバーガーは良く見るハンバーガーを挟む茶色くぺったりしたオーソドックスなバンズで……



ミートソース・マヨネーズ・薄いパティが挟まっています。



ハンバーガーはパティ・ピクルス・マスタード・ケチャップの組み合わせが基本ですが、ミートソースとマヨネーズが挟まっているのでコクや旨味が強い仕上がり。牛肉100%のパティながら牛肉の素材本来の味はあまり感じられないものの、150円のハンバーガーということを考えると健闘しているほうといえそうです。



続いては目当ての神戸牛ハンバーグステーキバーガー。



バンズは米粉を使い、金ごまをふりかけた特製のものを使用。



上段のバンズを取ると、大きなハンバーグが登場。



ハンバーグの上には神戸牛のミートソースがかかっており……



反対から見ると焼き目が付いており、脂が浮いていて見るからにジューシーそう。



ハンバーグの下にはレタスとデミグラスソースが挟まれていました。



やや持ちにくいものの、手に持って食べてみます。



口一杯にミートソースの味と牛肉の旨味が広がりますが、神戸牛を使ってはいるものの脂の甘味や肉のフレッシュさが感じられず、素材の良さがあまり生きていない印象。モチモチとした食感の米粉を使ったバンズと肉厚の柔らかいハンバーグの食感は良いものの、味付けや調理方法には疑問が残ります。



ミートソースは粗挽きで、かむと肉の味があふれ出し、デミグラスソースはやや甘めに味付けられていますが、ソースとパティの相性が良いとは言い難いところ。1500円出せばかなりいいランチが食べられるので、「神戸牛」というブランド価値があるにしても、かなり高く感じられました。



なお、神戸牛ハンバーグステーキバーガーは期間と数量を限定した販売となっています。