安室奈美恵オフィシャルサイトより

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 所属事務所・ライジングプロとの契約を巡り独立が報じられていた歌手の安室奈美恵(37)について、1月13日、大手レコード会社・エイベックスが、今後は自社レーベルの『ディメンション・ポイント』でマネジメントを行うと発表した。安室とライジングの専属契約は14日付で終了し、15日よりエイベックス所属となる。

 エイベックスが発表したプレスリリースには、「音楽制作・宣伝、ライブ活動、マネジメント業務とすべての活動拠点を一元化し、さらなる音楽活動の向上に努めてまいります」と記されている。しかし、安室の独立を巡っては過去にさまざまな報道がなされており、ファンからは「干されたんじゃないの?」といった不安の声も上がっているようだ。

 安室の独立が報じられたのは昨年8月。当時発売の『週刊文春』(文藝春秋)によると、税理士を引き連れた安室がライジングプロに対して「これでは奴隷契約です」と詰め寄り、一旦専属契約を解除。安室の個人事務所と再度契約をした上で、印税や報酬の配分を上げるように要求したという。

「この自分勝手な物言いに、ライジングは大激怒。途中、安室はことの重大さに気付いたのか謝罪の手紙を送ったとされていましたが、その後も膠着状態が続いていました」(週刊誌記者)

 こうした最中、突然大手への移籍が発表されたとあって

「業界内で干されなきゃいいけど……」
「事務所と揉めてたし、良いのか悪いのか分からない」
「結局どういうこと?独立ではないの?」
「潰されないでほしいね」

 と、ネット上ではファンから心配の声があがっている。

「確かに安室の芸能人生命は危ういところでしたが、ライジングと共に業界最大手プロ・バーニングの傘下であるエイベックスが“仲介役”になったことで、今後の活動に関して悪影響は出ないはず。エイベックスとしても安室の実力や集客を活かそうとするでしょうし、再びライジングと揉めるということは考えにくい。ただし、騒動の発端はそもそも安室のワガママであっただけに、今後も“奴隷契約”は継続されてしまうかもしれませんが」(前出記者)

 移籍の真相が明かされることはないだろうが、さらなる活躍を待ち続けるファンの期待に、安室が応えてくれることを祈りたいものだ。

(文/一樹守)