マーケティングとは?ビジネスの全体像を体系化した知識のこと。?売れる商品を作って売れるように売ること。?営利を追求すること

マーケティングを長々40文字で定義すると、

「とらえどころがないくらい広々としたビジネスの全体像を、わかりやすく体系化した知識」

のことで、その知識を使って立てる作戦が、マーケティング戦略や戦術です。

体系とは、

「個々の知識を一定の原理に従って秩序づけ、論理的に統一した知識の全体」

そのマーケティング体系を、学校で学んで身につける人もいますし、

マーケティングの仕事の現場で、何も知らずにブッつけ本番で体得する人もいます。

修学から入っても、現場から入っても、どちらから入るにしても、着地点は同じで、経験的確率と、理論的確率は一致します(大数の法則)

マーケティングを、学問として学ぶほうが早く、正確に知ることができますし、

「ハーバード大学でマーケティングを学んだ」

と権威づけることもできます(これをマーケティング用語でオーソリティ・エンドースメントといいます)

一方、仕事を通してマーケティングを学んだ現場たたき上げですと、会得するまで年数はかかりますが、

「学問なき経験は、経験なき学問に勝る」

ことを実感できます。テスト・マーケティングやマーケティング・リサーチ等、やってみて、初めてわかる手応えや、暗黙知を得られます。

それらの暗黙知を追究すると、自分だけのマーケティングの境地を拓くことができます(守破離の離)

本稿は、現場仕込みの筆者によるマーケティングの定義ですから、仕事には役立ちますが、試験には役立ちません。

試験に合格するためなら、コトラー教授らが開発した定義を教えてくれる学校の先生や、マーケティング協会等の定義を参考にして下さい(守破離の守)

さて、マーケティングを、わかりやすく定義すると「ビジネスの全体像を体系化した知識」のことでしたが、さらに短く削ると、

売れる商品を作って売れるように売る

ことです(17文字)。さらに削って、マーケティングを一言でいえば、利益を追求すること。営利追求(4文字)です。

営利追求がマーケティングの実務ですから、営利を追求するための作戦が、マーケティング戦略だと縮約できます。

経営戦略も、営利を追求する作戦のことですが、経営戦略と、マーケティング戦略の違いは、こちら

http://www.interactive-marketing.co.jp/marketing/m/k2.html

に掲載してありますので御覧になってみて下さい。

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