共演者からの一言にショック!? - 真野恵里菜

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 女優の真野恵里菜が18日、新宿ピカデリーで行われた『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第5章』の初日舞台あいさつに太田莉菜、押井守監督、辻本貴則監督と出席。本作のエピソード8で「ゴルゴ13」をモチーフにしたゴルゴメイクを披露している真野だが、渾身のメイクも共演の太田からは「うざかった」と揶揄(やゆ)され、思わず苦笑いを浮かべる一幕があった。

 本作は、特車二課の女スナイパー・カーシャ(太田)がロシア時代のかつての恩師と敵として対峙(たいじ)するエピソード8「遠距離狙撃2000」と、お宝の眠る地下迷宮で繰り広げられる悪夢のような出来事を描くエピソード9「クロコダイル・ダンジョン」の2話で構成される人気コミックの実写化シリーズ第5弾。エピソード8にはカーシャを「ゴルゴ13」のようなもみあげとまゆ毛をつけた特車二課の面々がちゃかす場面が登場する。

 ゴルゴメイクについて「カーシャがとにかくカッコよくてときめいたんですけど、わたしたちは対照的にゴルゴメイクをして……」と切り出した真野。メイクさんも「真野ちゃん、これ大丈夫? 事務所は大丈夫?」と心配するほどの出来栄えだったというが、「普段できないことだったので意外とノリノリに、オフショットもいっぱい撮って楽しんでいました」と抵抗はなかったという。

 だが、太田はそんな真野らのゴルゴメイクについて「現場でわたしはできなくて悲しいなと思っていました」と切り出すや、「作品を観て、本当にうざいなコイツらと思った」と突然辛らつな感想。「でも、最後は本当に愛おしいなって気持ちになった。いいなって思いましたよ」とフォローも交えつつ、「(エピソード8を演出した)辻本さんのやりすぎ感が出ていた」と毒を重ねて、真野や会場を大爆笑させていた。(取材・文:名鹿祥史)

『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第5章』は公開中