英紙がマンU香川に言及「ファン・ハールの下での未来はまだある」

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 キャピタル・ワン・カップ2回戦が26日に行われ、フットボールリーグ1(3部相当)のMKドンズと日本代表MF香川真司が所属するマンチェスター・Uが対戦。マンチェスター・Uは0−4で敗れ、大会から姿を消した。香川は先発したが、脳震とうのため、20分で途中交代した。

 3部所属クラブを相手に大敗を喫したマンチェスター・U。イギリス紙『デイリーメール』は、同試合に先発した選手のうち、「二流プレーヤー」として、北アイルランド代表DFジョニー・エヴァンスとブラジル人MFアンデルソン、メキシコ代表FWハビエル・エルナンデス、イングランド代表FWダニー・ウェルベックと香川という5選手を列挙した。

 わずか20分間の出場に終わった香川について、同紙は、「ミルトン・キーンズの地を去る『二流プレーヤー』の中で、彼が唯一、(ルイス)ファン・ハール(監督)の下での未来がまだ残っていると感じられる選手だろう」と、記述。そのうえで、「ファン・ハールは彼を、中盤で『ボールを保持できない』選手として捉えている。そして、(アンヘル)ディ・マリアの到着によって、このプレーメーカー(香川)の出場機会はさらに制限されることになる」と、ポジション争いが厳しいものになるとの展望を伝えた。

 香川は今シーズン初の先発出場を果たしたが、9分に相手選手と競り合った際に衝突し、倒れるアクシデントが発生。一度はピッチに戻ってプレーを続けたが、20分にベルギー代表MFアドナン・ヤヌザイとの交代でピッチを後にした。

 マンチェスター・Uの次戦は30日、プレミアリーグ第3節でバーンリーと対戦する。