テキスト系妄想メディア「ワラパッパ (WARAPAPPA )」より

健康を気遣ってなるべく歩くようにしている。余裕がある時などは一駅前で降りて歩いて自宅まで帰る。サザエさんで波平がそうしていたので真似をして。万歩計をつけている訳ではないから、1日どれくらい歩いているかは分からない。健康の目安は1日1万歩だという。それは結構難しいということは計らなくても分かる。1万歩は相当だろう。

歩くのは健康だけでなく、頭の中を整理出来て良い。歩きのリズムが考え事をするのに丁度いいのだと思う。そして、ふと思い出した。

そういえば、北野映画に出てくる人たちはよく歩いているな、と。

特に、北野監督のデビュー作「その男、凶暴につき」は、主演のビートたけしさんがとにかく歩いている印象が強い。この作品の中でどれくらい歩いているのだろう。

気になったので映画を見返して、ビートたけしさんの歩数を数えてみることにした。

まず冒頭、ビートたけしさんが警察署に出勤するシーンがあるが、この時点で結構歩いている。橋を渡って駐車場の前を通って署内の廊下を歩いてようやく席に着く。その後、妹を病院に迎えに行くが、そこでも病院内を結構歩く。

冒頭から妹の退院まで、ビートたけしさんの歩数は704歩。

その後、覚せい剤常習者の家のガサ入れがあり、逃げた犯人を追うシーンがある。ここでビートたけしさんはかなり走る。今回は歩きだけをカウントするので走りは除外するが、走った距離も相当だと思う。

覚せい剤の出所を追って、ディスコにやって来るビートたけしさん。トイレで薬の売買をしているところに殴り込むが、ここでビートたけしさんは売人の頬を執拗にビンタする。ビンタの数を数えたら23発だった。見ているだけで痛い。

売人に張ったビンタの数、23発。

23発のビンタのおかげで覚せい剤の出所が同僚刑事だったことを知る。その同僚刑事は自殺に見せかけて殺されてしまうが、その後、ビートたけしさんは妹と一緒に夜道を歩く。妹は「スウィートメモリー」を歌っている。そして、ここの歩きが終わった時点でビートたけしさんの歩数は1000歩を超えた。

スウィートメモリーを歌う妹と一緒に歩くシーンで1000歩超え。

売人のアジトを訪れて殺し屋の名前を知るビートたけしさん。
このシーンでもアジトを出てからもう一度アジトに引き返すまで、凄く歩く。

売人のアジトを訪問して1319歩。

物語はクライマックスに向かっていき、ビートたけしさんは白竜さん扮する殺し屋と倉庫で対決する。最終的に殺し屋を仕留めてゆっくりと歩くビートたけしさん。最後に頭を撃たれてしまうので、その歩きが劇中では最後の歩きとなる。

冒頭の出勤風景から頭を撃たれるまで、ビートたけしさんが劇中で歩いた歩数は、



1660歩であった。

これを距離に換算するとどれくらいだろう。身長×0.37で歩幅を出して計算してみる。

ビートたけしさんの身長168センチ×0.37=62センチ
62センチ×1660=1029m

結果、

ビートたけしさんは「その男、凶暴につき」の中で1660歩、1029メートル歩いた。

おつかれ様でした。



この記事を書いたのは…

この記事の元ブログ: 北野映画はよく歩く 〜1作品で何歩歩いているのか