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AKB48の大島優子が4日、オフィシャルブログを通じ、昨年大みそかの『第64回NHK紅白歌合戦』での卒業発表を振り返り、決断に至るまでの思いをつづった。

冒頭の「明けましておめでとうございます」と新年のあいさつと共に、まずは「2013年最後に突然の卒業発表で驚かしてしまいましたね」と紅白ステージでの卒業発表を振り返った。「私たちAKB48にとって紅白歌合戦というのは秋葉原発のアイドルグループとしてエーケービー48ではなくアキハバラ48と呼ばれている当初から憧れであり、とても大切で思い出が詰まっている場所です」と憧れの舞台であることを伝え、「そんな大切な場所に、そして大切な場所から、きちんとお別れしたいと思い紅白歌合戦での卒業発表をさせていただきました」と真意を明かした。

そして、「AKBを卒業したら紅白に出させていただくチャンスは無いでしょう」と予測しながら、「もしそのチャンスがあったとしたなら、しっかりと卒業後の自分の夢を積み重ねた時ですね」と分析し、「いつの日か、女優・大島優子として審査員席に呼ばれるように…」と願った。卒業の時期については、「はっきりしていないので決まり次第、すぐに報告します!」とし、「紅白歌合戦ありがとうございました」と感謝した。

またファンに向けて、「早くファンのみなさんの顔が見たい会いたいです AKBのステージに立っている大島優子が好き メンバーと楽しそうに過ごしている大島優子が好きと、言ってくれる方がいるのは十分にわかっています」と呼びかけ、「ですが、次のステップへ進みたいと強く思うようになりました」と胸の内を明かす。「AKBに可能性がないわけではなくAKBにいる私が進めるのはここまでのステップまでで」とし、「次を担うメンバーに明け渡すことが私の役目でもあると」と次世代メンバーの活躍に期待を寄せた決断でもあった。

一昨年は前田敦子、昨年は篠田麻里子、板野友美といったメンバーがグループから巣立っていった。その姿を傍らで見守ってきた大島は、「それぞれがそれぞれのタイミングでAKBのことを考えて自分のことと照らし合わせて卒業をしていきました」と思い返し、「私の中で一番心にとどめているのは楽な道と苦しい道が二択あるとしたら、苦しい道を行け茨(いばら)の道を選ぶんだ」。「これは秋元先生がおっしゃった言葉です」と同グループ総合プロデューサーの秋元康氏の発言に影響を受けたことを伝え、「団体で勝負をしてきた私たちにとって一人の道は茨の道です 今まで卒業していったメンバーの覚悟を私も決めました」とあらためて宣言した。

「環境が変わっても、信念や思いは変わらずに新しいステージへと進んで行きたい」と意気込み、この日のブログを「と思いますのでどうか、よければ、これからも応援よろしくおねがいします!!」と結んでいる。