U-23女子代表が完封負け…東アジア競技大会を3位で終える

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 中国の天津で開催されている東アジア競技大会の女子サッカー最終戦が行われ、U−23日本女子代表とU−23朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が対戦した。

 第2戦で中国に0−2と完敗を喫した日本は、この日も苦しい試合展開となり、27分に先取点を奪われる。さらに38分にもゴールを許し、リードを広げられた。

 反撃を試みたい日本だったが、最後まで北朝鮮から得点を奪えず試合は0−2で終了。1勝2敗となった日本は東アジア競技大会を3位で終えた。一方、3戦全勝の北朝鮮は優勝に輝いている。

 試合後、チームを率いた佐々木則夫監督のコメントを日本サッカー協会は以下のように伝えた。

「立ち上がり20分までよく対応していましたが、一瞬の隙を与えて失点をしてしまいました。朝鮮民主主義人民共和国は、7月に東アジアカップで対戦した時のメンバーとほぼ同じ構成でした」

「今後のオリンピック予選やその後、この若手選手たちをさらに鍛えて仕上げてくるでしょう。U−23世代のトップレベルと対戦したことで、我々の選手たちは自分たちが世界に立つためにどうすればいいか見えたのではないかと思います。
大会を通じて、もちろん選手一人ひとりはもっとできないといけませんが、精一杯やったなかでいい経験を積んでくれたと思います」