PCで本格的レーシングゲームが実現!?
8月の猛暑の最中であったが、週末ということもあり、アキバは大勢の人で溢れていた。そんな中、中央通りからイベントスペース「ベルサール秋葉原」とソフマップの間の道を入ってすぐ右折したところにブラックを基調としたバーのようなお店がある。それがマウスコンピューターのゲームパソコンブランド「G-Tune」の専門店「G-Tune:Garage 秋葉原店」（千代田区外神田 3-13-2）だ。
・Windows 7 Home Premium/64bit
・CPU Core i7 i7-4770（3.4GHz/8MB)
・メモリ DDR3 16GB
・HDD 1TB
・VGA GeForceGTX770 PCIe 2GB
・光学ドライブ スーパーマルチ(±DL)/SATA
・マザーボード Intel Z87
・電源 700W
価格17万310円（カスタマイズ反映価格）
PCだけではない。23インチの3画面モニターに加え、液晶モニタアーム、5.1chサラウンドスピーカー（ロジクール）、レーシングホイール、レーシングシートも装備することで完成品となる。なお、このモデル、欲しければ同店で注文可能だ。
これだけのレーシングPCゲーム、アキバといえどもレアな存在であろう。早速試乗させてもらったが、スピード感が凄い。それだけの性能を発揮できるハイスペックマシンならではである。正面モニターだけでなく、両サイドの各1画面の映像がスピード感や迫力を増幅させている感じ。そしてなんと言ってもハンドルの感触がいい。デコボコ道を走るシチュエーションのときはその振動がハンドルで再現される――これには驚いた。プレイしているとどんどんレースの世界に引き込まれるようで、クセになりそうだった。まさかこのようなリアルなレーシングゲームがPCでできるとは予想外。感服。訪れたユーザーからも「凄いなこれ〜！」という驚嘆の声が漏れていた。
その他、同店ではゲーム用のマウス、キーボード、ゲームデスクトップPCなどで各種ゲームプレイを試せる。さらに、展示されているもののほとんどは同店で注文・購入が可能。超ハイスペックなヘビーユーザー用から今までゲームPCの購入経験がないユーザーのために、入門機として「NEXTGEAR-MICROシリーズ」が10万円前後から販売されている。
ゲームといえば、デスクトップPCでやるものと思っていたが、近年はノートタイプもかなり普及しており、それとともにノートPC用のクーラーがよく売れているそうである。展示の中でつい最近発表されたばかりの13.3型ハイスペックゲーミングモバイルPC「NEXTGEAR-NOTE i410シリーズ」もあった。
「13.3型では最高のスペックだと自負しています。ゲームはもちろん動画編集でもバリバリできます」（G-Tuneプロダクト担当）
確かに、モンハンのキャラがとてもスムーズに動いているのが分かる。スタバに持っていってプレイできそうなコンパクトでおしゃれな外観でありながら、こんなハイスペック。このギャップがカッコイイかも。
で、展示スペースをよく見ると、PCのすぐ上に漫画が貼り付けてある。女の子「チューンちゃん」とじいちゃんが会話しながら、PCの特徴を説明するという内容。
「実はこれ、当社従業員に漫画が書けるものがおりまして」（同）とのこと。
仕事の合間にこれだけの漫画を描き上げるとは！
今後も、同店でさらにどんなゲームPCがお披露目されるか、とても楽しみである。
（羽石竜示）
