ドレスコード登校日「レッド&バイオレット&ドット」文化学園ファッションコンテスト開催

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 文化学園で4月24日、学園プロジェクトとして「ドレスコード登校日」が実施された。2011年から年に一度の行事として開催されて3回目となるドレスコードは「レッド&バイオレット&ドット」。デザイナーのドン小西やモデルの土屋アンナらをゲストに迎えてファッションショーが開催された。

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 「ドレスコード登校日」は、文化服装学院と文化学園大学の学生を中心に統一感のあるファッションで登校して通常授業を受け、そのセンスを競うショーとコンテストを開催する1日。震災の影響で日本が暗い雰囲気に包まれている時に、ファッションで元気付けようと学生達が立ち上がって企画されたという。ファッションが持つ豊かな個性やイベント性、華やかな風景を学内に描き、ファッションを活性化させることを目的に開催されてきた。

 3回目となる2013年のイベントは、「レッド&バイオレット&ドット」のドレスコードに沿った数百人の学生が遠藤記念館内ホールに集ってファッションショーが開催された。審査員はドン小西と土屋アンナをはじめ、三原康裕(MIHARAYASUHIROデザイナー)、落合宏理(FACETASMデザイナー)、そしての松本博幸(ウェブマガジンOPENERS)の5人のゲスト。50弱のチームがドレスコードに沿ったオリジナルのファッションを競い、優秀賞には和装と洋装をミックスし「一番ショーらしく、そして様々な文化をファッションに取り入れていた」(土屋)というチームが選ばれた。審査員や出場者がステージに登場するたびに大歓声が上がり、ショーの後にはパーティーが開催されるなど、参加した多くの学生それぞれが1日限りのイベントを盛り上げた。