どこから撮っても、綺麗に保存されます。

写真拡大 (全2枚)

会議をすると、後から議事録が送られてきたりするじゃないですか。あれ、凄いなぁと思うんです。だって、コッチは本当に好き勝手に物を喋ってるから。客観的に見ると、きっと脈略がない。そして、脱線している。間違いなく、矛盾している。首尾一貫してない、縦横無尽な意見のコンニャクっぷりを発揮している自分に違いないのです。
しかし、送られてくる議事録はきれいにまとめられていて。頭が下がります。私は絶対、そんな優秀な書記にはなれない。

でも、もっと書記係の方には楽になっていただきたく……。そこで、こちらの商品をご紹介させてください! 「プラス株式会社」が1月7日より発売している『パシャボ』(市場想定価格13,000 円〜)は、会議の記録を画像として保存するためのホワイトボード。
どういうことかというと、こういうことだ。ホワイトボードの書き込みをそのまま記録するために、板面を撮影する人っているじゃないですか。しかし、これが案外難しい。光の反射で読みづらくなってしまったり、暗くて読み取りにくかったり、余計なものが写り込んでしまったり。結果、後から見返すと何のこっちゃわからなくなったりしちゃって。これは、大変!
それらの問題に対する「どうにかならないものか……」という声を、同社は放っとけなかったようです。

では、『パシャボ』の使い方について。まず、専用アプリ(「PASHABO」)をダウンロードします。そして、会議の時間がやって来ました! いつものように会議は盛り上がり、ホワイトボードには字や図が黒々と書き込まれていく。
はい、会議は終了しました! じゃあ、いつものように撮りましょうか。この際に気を付けることは、板面全体が入るよう心掛けつつ撮影してください。では、お願いします。パシャッ!
じゃあ、画像を確認しましょうか。……あら、不思議! ボード内だけが切り出されて保存がされており、綺麗に台形補正までされている。しかも、ボードに貼りつけた付箋やマグネットで留めた情報なども一緒に保存されてるし。あと、斜めから撮影したとしても、記録されているのはボードの中だけみたい。同社独自のフレーム認識技術などによって実現した機能である。障害物や蛍光灯の映り込みを避けるため、やむを得ず斜めから撮る事ってありますもんねぇ。

『パシャボ』の利点は、まだある。これらは軽量のJPEGデータに変換して保存され、そのままメール送信やクラウドサービスへの転送が可能だそう。
「企業や大学、学校などを始め、ホワイトボードを使う様々なシーンで使用されれば……と、期待しております」(同社・担当者)
会議内容だけでなく、手書きのアイデアやブレーンストーミングの結果、大学の講義やゼミで書き込んだ内容など、多くのシチュエーションで活用できるはず。何より、書き写す手間をかけずにすばやく共有化できるのが嬉しい。重宝できそうではないか。
またタイトル、日付、出席者、場所を書き込めるテンプレートシートを活用すれば、項目ごとの閲覧も可能。管理するにも便利です。

この新ホワイトボードに懸ける、同社の意気込みは凄い。
「どうせホワイトボードを買うなら『パシャボ』がいい、と選択される方がこれからは増えると思います」(担当者)

とにもかくにも、嬉しい技術革新である。これからは遠慮無く、大胆なブレストができそうだな……。いい意味で、遠慮しませんよ!
(寺西ジャジューカ)

■ 「プラス株式会社」ホームページ