楽しそうだ。

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私が子供の頃、よくテレビで観た。透明のアクリル板に向かい、楽しそうに絵を描き進める水森亜土の姿を。NHKの教育番組だったけ? 野球の情報番組でも、頻繁にやってみせていたのをおぼろげながら記憶している。
とにかく亜土ちゃんの姿を見ると、幼心に「大きなキャンパスを使って、自由に絵を描いてみたい!」と強く心に思ったもので。

でも、それもなかなか難しかった。だって、そこらの街の壁面に無断で描いてくわけにはいかないし。家の壁に無断で描き始めたら、親にこっぴどく怒られるに決まっている。
結果、その夢は成し遂げられないまま今に至るわけです。

しかし、今の子供たちは事情が違うし、環境が違う。皆さん、こんなのを知ってます? 素敵だ。株式会社ティーレックスが昨年に発売した『マンチキン バスクレヨン』は、言わば“お風呂場で描くためのクレヨン”であります。
子供たちには、このクレヨンを用いて浴室の壁面に目いっぱいイラストを描いていただきたいなぁ。
「アメリカの『munchkin社(マンチキン)』による商品です。お風呂嫌いな子供がお風呂を楽しみになるような製品を提供したいという思いから、開発されています」(「株式会社ティーレックス」担当者)
石けん素地を含んでおり、国内の食品検査やASTM F‐963.CEなど世界の厳格な検査基準にも合格。肌に触れても大丈夫のようです。

ちなみにラインナップは、黄、オレンジ、赤、緑、青の5色展開。これらを駆使すれば、色々な絵を描けそうだ。
そして、お風呂から上がる際も安心。スポンジで軽くこすりシャワーで流すだけで、簡単にクレヨンを落とすことができるみたいだし。

これ、楽しそうだな……。そこで私も実際に取り寄せ、浴室でお絵かきを楽しんでみました。
さてパッケージから取り出すと、『バスクレヨン』はまさにクレヨンのよう。手で持つ部分はプラスチックで覆われているので、直接触れずにお絵かきに励むことも可能です。要するに、芯を押し出すタイプである。

じゃあ、描いてみようかな! ……おぉ、描けた描けた。カラフルな線が、ハッキリと壁面に残されていくぞ。
ペン先は、比較的細めです。カラフルなチョークで黒板に描いていく感覚に近いかも。
「お風呂の浴槽にも描けるので、お風呂のお湯を海に見立て、船やヨットを描いて楽しんでいるお子さんもいらっしゃいます。描くだけでなく消すことも楽しいようで、“描いて消す”を繰り返し楽しんでいただいているみたいです」(担当者)

そんな『マンチキン バスクレヨン』は、「coming SHOP」および、トイザらス、赤ちゃん本舗、HAKKA KIDS、東急ハンズにて購入することができる。価格は840円(税込み)。

そういや私も子供の頃は、俗にいう“お風呂嫌い”だった。面倒だし、疲れるし。そんなお子さんに困っているご家庭も、実は多いと聞いています。
『マンチキン バスクレヨン』なら、その状況を一変できるかもしれない。
(寺西ジャジューカ)

■ 「株式会社ティーレックス」ホームページ
■ マンチキン バスクレヨン(5本入り) coming SHOP