未婚女性の約半数が自分を「三平女子」と回答。結婚相手に望む条件とは?

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オーネットは全国の20〜30歳代の独身女性計446名を対象に、結婚相手に求める条件と結婚後の生活に関する意識について調査を実施した。

今回は平均的な年収、平凡な外見、平穏な性格を望む、いわゆる「三平女子」に注目した内容となっている。

同調査は8月24日から8月27日にかけて、全国の20歳から39歳までの独身女性446名を対象にインターネットで実施した。

まず、自分自身のタイプについて尋ねたところ、結婚相手に平均的な年収、平凡な外見、平穏な性格を望む「三平女子」と回答した人は56.3%。

結婚相手に高学歴・高収入・高身長を望む「三高女子」は、わずか11.4%であることが分かった。

年齢的に見ると、25歳〜29歳では三平女子は63.6%だが、35〜39歳では45.5%に下がる。

しかしその代わりに「三低女子」が5.5%から12.5%にアップ。

それまでの様々な経験を経て、低リスクを選択している様子がうかがえる。

結婚相手に希望する年収について尋ねたところ、全体では450〜500万円の回答が最も多く、平均では約509万円となった。

三平女子が希望する年収は約503万円なのに対し、三高女子の平均は約657万円。

三平女子の希望年収額は、三高女子の希望額から約154万円も低い結果となった。

さらに理想の結婚相手の職業・職種について質問すると、三平女子の1位は「公務員」(45.8%)、2位は「気にしない」(41.8%)。

三高女子の1位も「公務員」(39.2%)で、2位は「医師」(33.3%)、3位は「会社経営」(27.5%)だった。

また、結婚後に自由に使える「お小遣い」の希望額について聞くと、三平女子の平均は約3万9,000円。

一方、三高女子の平均は約9万500円で、三平女子と比べ倍以上の開きがあることが分かった。

続いて結婚後に仕事に就くかという質問では、三平女子は「専業主婦になり仕事には就かない」「子どもができたら専業主婦になり仕事には就かない」の合計が30.3%だった。

一方、三高女子では「専業主婦になり仕事には就かない」「子どもができたら専業主婦になり仕事には就かない」の合計は43.1%。

専業主婦願望が高い一方で、三高女子は「産休以外はずっと仕事に就く」「子どもはもうけず仕事を続ける」の合計が37.3%。

約4割が仕事を将来にわたり続ける意思を持っていることが分かった。