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歌手で女優のデミ・ロヴァート(Demi Lovato, 19)は、エンターテイメント業界は不健康な体のイメージを「美化」していると感じている。デミは2010年10月、摂食障害と感情的問題の治療でリハビリ施設に入所した。現代の若い女性は、雑誌やテレビ、映画に出てくるモデルやセレブのようにスリムであるべきだと思いこまされているとデミは考えている。

「テレビや映画が不健康なボディのイメージを美化して、思春期で自分探しをしている若い女の子たちは特に強烈なプレッシャーにさらされている気がするの」とデミは英テレビ番組「Daybreak」で語っている。「若い子たちの多くは不安定で、自分たちの模範となる姿を雑誌で探しているわ。映画業界やテレビ業界はもっと責任を持つべきだと思うの」しかしデミは自身の不安感をエンターテイメント業界のせいにはしていない。米TV映画「キャンプ・ロック」などで知られるデミは、自分の自信のなさは子どもの頃に原因があるという。

「『小さい時からこの業界で働いているせいだと思う? この業界にいることのプレッシャーのせい?』ってよく聞かれるわ。答えはノーよ。私の問題は11歳か12歳の頃に始まっているの。12歳の時にいじめられて、その時はひどかったわ」とデミが明かした。「だからもうずいぶん長いこと悩まされているの。でもやっと助けを求めることができたわ」デミは以前から自分の苦境について赤裸々に発言してきた。自分の問題について、米MTVのドキュメンタリー「Demi Lovato: Stay Strong」で語ることに同意している。