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映画『ドラゴン・タトゥーの女』で一躍スターの仲間入りを果たした注目の新星ルーニー・マーラ。先日のオスカー授賞式でもゴージャスな白のドレスでファッション批評家たちから絶賛を浴びた彼女だが、レッドカーペットの衣装選びでは常に自身の直感に従うとともに、緊張せずに大舞台に臨める着心地のよさを必須条件にしていると語る。

アカデミー主演女優賞候補として授賞式でもそのドレスに注目が集まったが、ルーニー本人は自身のスタイルに対する周りの意見などまるで興味がないと言う。「衣装を選ぶ時、周りの人たちがどう思うか、なんてことは念頭にないし、とにかくリラックス出来る着心地のいいドレスを探すだけ。オシャレは大好きだけれど、着心地がいい服でなければ、絶対に着ないわ」と米USA Today紙に明かしたルーニーだが、セレブ御用達スタイリストとして知られるレイチェル・ゾーイ(Rachel Zoe)もこれにはまったく同意見だとうなずく。

昨年度のオスカー授賞式で司会を務めた米女優アン・ハサウェイ(Ann Hathaway)の8着の衣装をコーディネートしたことで有名なレイチェルは、レッドカーペットでの完璧な衣装について個性的でゴージャスであること以上に、身につける本人が自信をもって着こなせるかどうかが最も重要なポイントだと断言する。「私が選んだドレスを身につけるクライアントが、ハッピーでゴージャスな気分になれなければ意味がないと思うの。大勢に注目されるレッドカーペットでは、遊び心あふれる個性的でユニークな1点もののドレスが相応しいけれど、それに加えてハリウッドらしいグラマラスな雰囲気を演出して、周りの期待に応えるというのも大事なことよ」と語るレイチェルは、オスカーにピッタリのドレスを見つけるのは常に大きなチャレンジだとした上で、彼女の考える完璧なドレスについて「すこしヒネリの利いたエッジーなものであると同時にあまり奇抜すぎないもの」と説明する。「今まで見たことのないような、斬新でちょっと変わった衣装を探すのに、いつも苦労しているわ。最先端の流行を取り入れながらも、やり過ぎ感のないドレスを選ばなくちゃならないし、オスカーとなればそれに相応しくグラマラスなものじゃなきゃいけないでしょ?」


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