初めて香水をプロデュースしたマドンナ、斬新なプロモーションで美容業界に殴りこみ！

満を持して香水のプロデュースに挑戦した米シンガーのマドンナ（Madonna）が、斬新なプロモーションで美容業界を驚かせている。美容ジャーナリズムの世界には女性が多いということに着目したマドンナは、自身が初めて手がけた香水「トゥルース・オア・デア（Truce or Dare）」のサンプル配達要員に容姿端麗な男性モデル2名を起用。2人のうち1人は黒いシャツに黒いパンツ、もう1人は純白のシャツとパンツに身を包んで美容ジャーナリストたちに香水のサンプルを届けた。

白い花の香りを再現した「トゥルース・オア・デア」は、マドンナにとって“母を思い出す香り”だというガーデニアとチュベローズを基調にしている。シンプルな白いボトルは細長い六角形で、ゴールドの王冠がアクセントになっている。

「私は昔から香水がたまらなく好きで、私らしさを表現したパーソナルな香りでありながら誰もが心ひかれるような香水をつくりたいと思っていたのよ。私がつくりたかったのはクラシカルで時代を選ばず、なおかつ今という時代にもマッチする香水なの。母に関する私のもっとも古い記憶は、母が使っていた香水なのよね。どこにいようと、あの香りを忘れたことはないわ。私はうっとりするほどフェミニンでミステリアスな母の香りを再現しつつ、フレッシュで新しさを感じさせる香水をつくりたかったの。誠実でありながら大胆な香りにしたかったから、香水の名前を“トゥルース・オア・デア（真実か挑戦か）”にしたのよ」と、マドンナは米WWD紙のインタビューで話している。