“クラシコ”バルセロナの地元では視聴率70%超え。スペイン全体でも61.5%

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 バルセロナが敵地サンチャゴ・ベルナベウでレアル・マドリードを3‐1で下した10日の“クラシコ”だが、スペインを二分するとも言われるこの大一番の盛り上がりが視聴率でも実証された。

 スペインでは地上波での放送となった今回の“クラシコ”は、全国放送局の『La Sexta』が49.0%を記録し、これに各地方放送局の数字を加えた国内全体での視聴率は61.5%に上った。一方、通常は試合終盤に計測されることが 多い最大瞬間視聴率は、今回は22時(現地時間)と遅い時間のキックオフとなったこともあり、前半終了が近付いた22時38分の66.4%となった。

 なお地方別では、バルセロナのお膝元のカタルーニャ州が70.9%と最高の数字を叩き出し、マドリード州が66.7%でこれに続いた。共に高い視聴率を記録した両州だが、“クレ”(バルセロナのファン)がチームの勝利を最後まで見届けたのに対し、“マドリディスタ”(レアル・マドリードのファン)には敗戦が濃厚となった時点で観戦を終えた者も多いことから、その差が生じたものと見られている。

 また性別別では、男性が70.3%と予想通り高い数字を記録する一方、普段はフットボールへの関心がさほど高くない女性も半数以上の53.0%が観戦するなど、男女問わず注目を集める一戦であることが改めて浮き彫りとなった。

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